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最近のノートPCについて思うこと [パソコン]

DELLが先日、世界最薄のノートPC「Adamo XPS」を発表しました。
厚みが9.7~10.3mmという薄さで、よくこのサイズにできるものだと感心します。

Adamo XPSの少し前にソニーのXシリーズというのも発売になっていて、こちらは13.9mmと若干厚いものの、これもかなり薄いノートPCです。

軽くて薄いのは魅力的ですが、それは強度や耐久性、信頼性とトレードオフだと思うので、僕がノートPCを選ぶときはこういったモデルは最初に選択肢から外します。ノートPCの液晶割れはよく起こりますが、ここまで薄いと本体もろとも割れそうです。
ソニーXは天板が新開発の「ハイブリッドカーボン」を採用していることをあちこちでアピールしていますが、底板がプラスチックであることはどこにも書かれていません。
Adamo XPSのボディ材質はわかりませんが、華奢に見えることはあっても剛性感あふれるボディには見えません。
DELLもソニーも堅牢性や信頼性を売りにするメーカーではなく、デザインや先進性、価格で売るメーカーだと思っているので、僕がこの2社のPCを買うことはおそらくありません。

6年ほど前にフランスのTGV、日本で言う新幹線に乗りました。そのとき、周りがビジネスマンだらけだったのですが、皆14インチ位の普通のノートPCをかばんから出して使っていました。
当時の14インチノートは4kgくらいはあったはずで、僕がそのときに持っていたのは当時の12インチモバイルPCでした。DVD/CDドライブなしで1.3kgくらいだったと思います。
皆さんよくあんな重いPCを持ち歩くなあと感心しましたが、最近の「薄い、軽量」を売り物にするPCを見ていると、やりすぎのような気がして来ます。

ソニーのXは底部に折りたたみ式の足がついていて、後部を浮かせられるようになっています。最初はキーボードに角度をつけて打ちやすくするためかと思いましたが、浮かせないと液晶部が90度までしか開きません(ストッパーが机に当たる)。
また、VGAのコネクターや有線LANのコネクターも、底を浮かさないと使えません(使えないこともないかもしれませんが、コネクターが机に当たって浮きます)。
DELLのAdamo XPSがこんな特異なスタイルなのは、コネクターのほうが本体より厚いからかもしれません。

ソニーは世界最軽量とか最薄とかいうのが大好きなメーカーなので、DELLがソニーより3割も薄いPCを出したので相当プライドが傷ついたか、頭にきているか、がっかりしているかもしれませんが、メーカーの都合で商品開発をする方向には行ってほしくないと思います。
以前出たBRAVIAの世界最薄とかは、端っこだけだろって突っ込まれても返答のしようがないような代物でしたしね。

ていうか、グラム単位で軽く、ミリ単位で薄いPCを作るのに鎬を削るよりも、多少重くてもびくともしない強靭な肉体を持ってりゃ済む話ではございませんか?
バーベル買いましょ、バーベル。

世の中にはこんなモバイラーもいるのだ!という映像。
アンタ漢(おとこ)だよ。



アラ女の子もいた(汗





タグ:VPCX11 Adamo XPS

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