Windows7でデータの保存先が指定できない、データの保存先がどこかわからない [パソコン]
Windows7(たぶんVistaも同じ)で、アプリケーションから指定したデータの保存先のファイルが、保存を実行しても更新されず、でもデータ自体はどこかに保存されている、ということがあります。
これはUAC(User Account Control)が効いているためのようです。
UACのフォルダー書き込み保護機能が、書き込みが許可されていないフォルダーにアプリケーションが書き込みをしようとすると、仮想化先のフォルダーに書き込まれます。
このフォルダーはC:\ユーザー\ユーザーの名前\AppData\Local\VirtualStore\Program Files(x86)\(Windows7 64bitの場合)にありますので、保存されたはずのファイルが見当たらないときは、ここを探してみると入っているかもしれません。
この仮想化フォルダーに保存されないようにするには、保存したいフォルダーのプロパティを開いて、Usersのフルコントロールにチェックを入れます。
または、ProgramFilesなどWindowsのコントロール下にあるフォルダーにプログラムを置かず、ドライブ直下などにインストールするとUACは関係なくなります。
参考:Windows Vista & 7のUAC対策について
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