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評決 [映画]

ポール・ニューマン 主演、『評決』を見ました。

 フランク・ギャルヴィンは一流大学の法学部を主席で卒業し、エリートコースを順調に歩んでいた弁護士だったが、ある事件で、買収工作をしたと疑われ逮捕されてからは、一気に転落人生を転がり落ち、今では酒びたりの二流の弁護士に成り下がっていた。そんなある日、友人の弁護士ミッキーが、医療事故の事件を担当してみないかと、フランクに話を持ちかける。フランクは、医療ミスによって廃人同然になった患者の姿を見て衝撃を受け、不正に立ち向かう決心をしてからは、全身全霊をかたむけて弁護士の仕事に没頭し、何とか有罪を勝ち取ろうと奔走するが、病院側は、示談を申し出て、損害を最小限に食い止めようと裏工作をしていた。フランクは示談を断り、事件は法廷に持ち込むのだが・・・。
最近『日本医大問題』というのを知りまして、その流れで見た映画です。
日本医大問題というのは、日本医科大学付属病院で起きた死亡事故で、「手術でミスがあった」と遺族に謝罪した医師が、逆ギレした?病院から名誉棄損訴訟を起こされ、約700万円の賠償金の支払いを命じられた事件です。
医療の良心を守る市民の会

まあ日本の裁判所なんぞ、三権分立が聞いてあきれるような権力者の太鼓持ち機関に成り下がっている感がありますが、この裁判も病院と裁判所がグルになっているような印象を受けます。

それはともかく、この映画のヌルいストーリー展開は少々退屈で、最後もなんで勝訴するのかわからないという結末。
ポール・ニューマンの演技は見ごたえがあります。


MY評価
ストーリー ★★★
俳優 ★★★★
オチ ★★★★


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