ザ・ファーム / 法律事務所

トム・クルーズ主演、『ザ・ファーム / 法律事務所』を見ました。

ジョン・グリシャムの超ベストセラーを映画化したサスペンスの秀作。貧しい過去を捨てようとハーバード大卒のエリートが就職先に選んだ法律事務所には、恐るべき“裏の顔”があった…。

最近ジョン・グリシャムの原作を先に読んでから映画を観てみるということをしています。
この映画を観るのは2回目、原作は3～4回読んだと思いますが、だいぶ前なので内容は結構忘れていました。
文庫本2冊の長編を155分というそれほど短くない尺に収めていますが、前半は原作のエピソードをつまみ食いのようになってしまうのは仕方ないとしても、物語が進むにつれ原作とはまったく違う展開になっていきます。結末はぜんぜん別の話になっています。

映画ではトム・クルーズは就職先も家もベンツも失って、ミシシッピにやって来たときと同じポンコツのトヨタ・スープラでマサチューセッツに戻りますが、塀の中にいたお兄さんは結局自分では何もせずに自由と彼女を手に入れてカリブ海で優雅にクルージング。
ひよっとして全部お兄さんが仕組んだシナリオだったのでは？と疑いたくなるようなラストでした。

MY評価
ストーリー　★★☆
俳優　★★★☆
オチ　★★☆
総評　 35 点