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幸せのちから [映画]

全財産21ドルから億万長者へ。そんな夢のような人生を本当に実現させた男がいた。1980年代、サンフランシスコ。妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。ついには、妻が出て行き、家を追い出され、預金も底をついてしまう。そんなクリスが最後に選んだ道は、自分の才能を信じて一流証券会社へ入社することだった。


ウィル・スミスの「幸せのちから」を見ました。
悪くはないけれど、映画にするような内容か? というのが正直な感想。
僕の涙腺はかなりゆるいのだけれど、泣けないなあ...







新型の医療機器を全財産をはたいて仕入れたものの、売れ行きは芳しくない。アパート代や税金も滞納。奥さんはパートで16時間労働の生活に嫌気がさし、子供を置いて出て行ってしまう。
落ちるところまで落ちながら、一流証券会社の正社員雇用を目指して奮闘するウィル・スミス。
医療機器を盗まれて、追いかけて全力疾走。見込み客のオフィスに向かうが渋滞に巻き込まれ、車を乗り捨て全力疾走。
タクシー代を踏み倒し全力疾走。医療機器を盗んだヒッピーを見つけて全力疾走。教会の慈善宿泊施設に泊まるべく子供も一緒に全力疾走。ウィル・スミスはこの映画のロケで何回全力疾走したんでしょうか?

散々走ったおかげか、物語は予定調和的にハッピーエンドになります。
この映画の主人公のモデルになった人は証券会社を退社後、自分で事業を興して資産家になったようですが、なんか本人がお金を払って自分の半生記を映画にしたみたいな感想を持ってしまいます。

タイトルの「The Pursuit of Happyness」は、アメリカの独立宣言にある、「The Pursuit of Happiness(幸せの追求)」のもじり(happinessの「i」が「y」のミススペルになっている)ですが、結局アメリカの幸せの追求=お金の追求かよ、と思う人は少なくないかもしれません。
今の日本に重ね合わせてみると、ストーリーとは別なことをいろいろ考えさせられる映画ではあります。


MY評価
ストーリー ★★
俳優 ★★★
オチ ★★★


映画大辞典 みんなのレビュー


      Pursuit of Happyness.jpg
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